これクリーニング?家で洗濯?

家庭の洗濯機は、毎日着る衣類を清潔に保つための道具です。Tシャツ、下着、靴下、体操服、タオルなどは、汗や皮脂、軽い汚れが中心なので、洗濯表示を守れば家庭で十分きれいに洗うことができます。洗剤と水で洗うことで、見えない汚れやにおいの原因も落とせます。

一方で、家庭の洗濯機が苦手な衣類もあります。スーツ、制服、コート、ワンピース、ニット、シルクやウールなどの素材は、水で洗うと縮んだり、形がくずれたり、風合いが変わってしまうことがあります。油のシミや、時間がたって固まった汚れも、家庭洗濯では落としにくい場合があります。

そこで大切になるのが「洗濯表示を見ること」です。服の内側についているタグには、その服に合った正しいお手入れ方法が記されています。洗濯おけのマークは「水で洗えるかどうか」を表し、数字が書いてある場合は、洗ってよい水の温度を意味します。洗濯おけに×がついている場合は、家庭の洗濯機では洗えません。

また、丸の中に文字が書いてあるマークは「クリーニング店での洗い方」を表しています。「ドライクリーニング」と書かれている場合は、水を使わず、専門の方法で洗う必要があるため、家庭洗濯は避けましょう。三角形や四角のマークは、漂白や乾かし方の注意を示しています。

洗濯表示をよく確認し、少しでも不安を感じたら無理に家で洗わず、クリーニング店に相談すると安心です。家庭洗濯とクリーニングを上手に使い分けることで、服を長く大切に着ることができます。